家族旅行や帰省の際、子連れでの移動はどうしても負担が大きくなりがちです。特に車移動では、渋滞や子どものぐずりに悩まされる方も多いのではないでしょうか。そんな中でおすすめなのが、「夜に出発して高速道路を利用する」という選択肢。実際に筆者も小さな子どもを連れて何度も夜間ドライブをしていますが、これが意外と快適で、むしろ“夜の高速道路が好き”になった理由でもあります。
この記事では、子連れで夜出発するメリットやデメリット、実践テクニック、便利グッズ、安全対策まで、実体験をもとに詳しく解説します。
【体験談】夜の高速道路が好きな理由&メリット5選
子どもを寝かしつけながら静かに移動できる
夜のドライブで最もありがたいのは、子どもがぐっすり眠ってくれること。車の揺れは赤ちゃんや小さな子にとって心地よい眠りのスイッチになり、ぐずらずに移動できるため親も助かります。
朝から行動開始できるから1日を有効活用できる
夜のうちに移動しておくと、朝到着してすぐに観光やイベントに参加できます。時間を無駄にせず、旅行を最大限に楽しめるのが大きなメリットです。
深夜割引で高速料金が安くなる
ETCを使えば、深夜0時〜4時の間に通過した区間は30%の割引が適用されます。これだけでも往復で数千円の節約になることも。
渋滞が少なくスムーズに走れる
土日や連休中の昼間に比べて、夜間は渋滞が大幅に減ります。スイスイ走れることでイライラもなく、ストレスが減ります。
サービスエリアが空いていて休憩しやすい
深夜のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)は空いていることが多く、トイレやベビーケア設備を待ち時間なしで使えるのも嬉しいポイントです。
【注意】夜間走行のデメリット・リスクとは?
夜間はスピード超過の車が多くて危険
深夜はトラックやハイペースで走る車も増えるため、スピード差に気をつける必要があります。追い越し時や合流時には注意が必要です。
視界が悪く、慣れない人には不安が大きい
街灯が少ない区間や山間部は特に暗く、対向車のライトで目がくらむことも。目の疲労も溜まりやすくなります。
店舗・飲食店が閉まっていて食事に困ることも
多くのSA・PAでは深夜になると飲食店が閉まります。軽食や飲み物は事前に準備しておくのが安心です。
【時間帯別】夜出発、何時がベスト?おすすめの出発タイミング
- 21時ごろ出発: 子どもが寝てからスムーズに移動できる理想の時間帯。
- 深夜2時前後: ETC深夜割引を狙うならこの時間帯がベスト。ただしドライバーの眠気対策が必要。
- 0時〜2時: 運転に集中力が必要な時間帯。無理は禁物。
状況に応じて、自分の体力と子どもの就寝時間を基準に調整しましょう。
【おすすめ】夜出発が向いている人のタイプとは?
- 小さな子どもがいるファミリー
- 早朝から目的地で活動したいアクティブ派
- 渋滞が大嫌いなドライバー
- 夫婦で交代しながら運転できる体制がある家庭
特に共働き家庭では、金曜の夜に出発して土曜の朝からフルに遊ぶスタイルがおすすめです。
【実践ガイド】子連れ夜ドライブの安全&快適テクニック
出発前の仮眠と体調チェックがカギ
無理して深夜に出発すると眠気で集中力が低下します。20〜30分でも仮眠を取ることで事故リスクを大幅に減らせます。
子ども用の快眠&防寒グッズを用意
車内は予想以上に寒くなることがあります。ブランケットやチャイルドシート用ネックピローがあると便利です。
渋滞・SA情報はアプリで事前にチェック
「ドラぷら」や「NAVITIMEドライブサポーター」などのアプリでリアルタイム情報を確認しておくと安心です。
【持ち物】夜間ドライブにあると便利なグッズ一覧
- ブランケット、ネックピロー、マスク
- 子どものお気に入りのおもちゃや絵本
- 小腹が空いた時の軽食・おやつ・水筒
- ポータブル加湿器やLEDライト
- USB車載充電器(スマホ・タブレット用)
快適な環境づくりで子どもも親も快眠・快走が叶います。
【おすすめSA・PA】夜でも安心して使えるサービスエリア特集
- 関東エリア: 海老名SA(東名)→夜間も店舗営業あり&清潔なトイレ
- 関西エリア: 西宮名塩SA(中国道)→ベビー休憩室&売店あり
- 中部エリア: 浜松SA(新東名)→子連れに優しい大型SA
深夜のSA選びは、設備重視+トイレの綺麗さで選ぶのがおすすめです。
【共感コラム】「夜の高速道路が好きな人」あるある4選
- 暗闇に浮かぶテールランプの列がなぜか落ち着く
- 静かな車内で自分だけのラジオタイムを楽しめる
- 道が空いていて、自分のペースで走れるのが快感
- 寝ている子どもや家族の寝息に幸せを感じる瞬間がある
夜のドライブには、言葉では表せない“情緒”があります。
【安全チェック】夜の高速を走る前に確認したい5つのポイント
- ヘッドライト・ブレーキランプの点灯確認
- タイヤの空気圧・ガソリン残量チェック
- 休憩タイミングは2時間に1回を目安に
- 万一に備えて毛布や簡易トイレの備えもあると安心
- 眠気を感じたら即休憩!無理せず安全第一
Q&A|夜の高速道路利用でよくある疑問に答えます
Q. 夜出発ってやっぱり危ない?
A. 危険な時間帯もありますが、事前準備と注意をすれば快適に移動できます。
Q. 子どもが寝ないときはどうする?
A. 音量を下げた童話アプリやドライブ用オルゴールなどが効果的です。
Q. 車中泊ってできるの?
A. できるが、寒さやセキュリティに注意。あくまで仮眠程度がおすすめです。
まとめ|夜の高速道路は、家族旅行をもっと快適にする選択肢!
夜の高速道路を活用すれば、子どもも親もストレスなく移動ができ、到着後も元気に1日をスタートできます。もちろん、安全面には注意が必要ですが、事前の準備と工夫次第でリスクは十分軽減できます。
今回ご紹介したようなメリットやテクニックを取り入れれば、夜出発はむしろ「またやりたい!」と思える家族の思い出になるはず。夜の高速道路にまだ不安がある方も、ぜひ一度その魅力を体験してみてください。