Windows11で既定のブラウザをChromeに変更する方法|一括設定も簡単!
Windows 11を使っていて、リンクやWebページを開くといつもMicrosoft Edgeが起動して困っていませんか?実は、既定のブラウザをGoogle Chromeに変更することで、快適なブラウジング体験が実現できます。特に、2022年のアップデート以降は”一括変更”も可能になり、初心者でも手軽に設定できるようになりました。
この記事では、Windows11で既定のブラウザをChromeにする方法や、変更してもEdgeが開いてしまう場面への対処法、注意点などを網羅的に解説していきます。
Windows10とどう違う?Windows11の既定ブラウザ設定の仕組み
Windows10では、[設定]→[アプリ]→[既定のアプリ]から簡単にChromeに切り替えができました。しかし、Windows11初期バージョンでは、拡張子やプロトコルごとに個別に変更する必要があり、非常に面倒でした。
しかし、2022年3月以降のアップデートにより、Chromeインストール後に表示される「既定のブラウザに設定」ボタンを押すだけで一括設定ができるように。ユーザーの負担が大幅に軽減されました。
Chromeを既定のブラウザに一括で変更する方法
1. Chromeを開いて、一括変更ボタンを押す
- Google Chromeを起動
- 右上の「︙」から「設定」を開く
- 「既定のブラウザ」メニューをクリック
- 「既定に設定」ボタンを押す → これで完了!
2. 設定アプリから手動で変更する場合
- Windowsの[設定]を開く(Windows + I)
- [アプリ] → [既定のアプリ]
- Chromeを検索してクリック
http
,https
,.html
,.htm
,.pdf
などを個別に”Google Chrome”に変更
この方法はやや手間ですが、特定の形式だけChromeに割り当てたい場合に便利です。
ChromeにしてもEdgeが開いてしまう?その理由と対処法
一部のリンクやアプリからの動作では、既定をChromeにしてもEdgeが開いてしまうケースがあります。
【例1】Windows Search やニュースフィード
→ 対策:EdgeDeflector
という外部ツールを使う(ただし2023年以降非推奨)
【例2】Outlook や Teams 内のリンク
→ 対策:一部のビジネスアプリはEdge固定。社内規定で変更不可な場合も。
【例3】PDFファイルがEdgeで開く
→ 対策:.pdf
の既定アプリをChromeに変更
Microsoft Edgeは削除できる?無効化の方法は?
Windows11ではMicrosoft Edgeを完全にアンインストールすることはできません。これはOSの一部として組み込まれており、システムの安定性維持のためです。
Edgeを無効化する方法(応急処置)
- 拡張子にChromeを指定し、Edgeを起動しないように設定
- ショートカットやタスクバーからEdgeアイコンを削除
Windowsアップデートで設定が戻る?確認すべきポイント
Windowsアップデート後に、Chromeの既定設定がEdgeに戻ってしまうことがあります。
対処法:
- アップデート後は必ず既定アプリ設定を確認
- Chrome側の「既定に設定」ボタンを押し直す
長期的には、再設定不要なように設定を安定させておくことが重要です。
OutlookやPDFなど用途別の既定ブラウザ指定方法
OutlookリンクをChromeで開くには?
- Outlookの「リンクを開く」設定では既定のブラウザが使われます → 事前にChromeに設定しておく
PDFをChromeで開く方法
- [設定] → [アプリ] → [既定のアプリ] →
.pdf
をChromeに変更
その他アプリ内リンクの場合
- アプリ独自のブラウザ設定がある場合はアプリ側で変更が必要
Chromeに変更するメリットと注意点
メリット:
- 自動ログインや同期機能が便利
- 拡張機能が豊富
- モバイル版との連携もスムーズ
注意点:
- Edgeでしか動かない機能も一部あり(例:ニュースウィジェット)
- 企業管理端末では制限されることも
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まとめ|Windows11でも既定ブラウザは簡単にChromeにできる!
Windows11では初期状態だとEdgeが既定のブラウザに設定されていますが、Chromeへの変更は想像以上に簡単です。一括ボタンでの切り替えも可能になり、拡張子やリンクごとの個別設定も細かく対応できます。
ただし、Edgeが開いてしまう例外ケースや、アップデート後の設定リセットには注意が必要です。この記事で紹介したポイントを押さえておけば、ストレスフリーにChromeを活用できます。
Chromeユーザーにとって、快適な環境はすぐそこです。ぜひ今回の方法を参考に、あなただけの“使いやすいWindows11”を手に入れてください!